ちなつログ

ゆれる、ちなつ

自分の苦しみは他人から見たら『そのくらいで』や『言い訳』に映るもんなんだな。

と思った、この頃。

わたしには悩みがたくさんあります。

そのほとんどは、親や家族から受けてきた虐待のトラウマ的なものです。

今現在、実家からは離れて暮らしているので、いい歳していつまでも「親が…」「子どもの頃の傷が…」と言っても、「いつまで言ってんだお前」と人には映ることはよく知っています。

でも、同じような苦しみを持っている人同士なら分かりあえるよねと思っていました。

実際、わたしの親友も虐待を受けて育ってきたアダルトチルドレンで、お互いの気持ちが手に取るようによく分かるからです。

なのでわたしはこの本を見た時に「買うしかない」と思ったのです。

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同じような境遇で育ってきたアダルトチルドレンの人100人が、親に向けて書いた”決して届くことのない手紙”が収録されている本です。

①気づく
②戦う
③出あう
④変わる

の4章に分かれていて、わたしはまだ”戦う”の途中までしか読んでいません。

というか、読めていません。

わたしの想像では

この本を読んだら共感で涙が止まらなくなって、自分だけじゃないんだって元気づけられるだろう…!

なんて思っていたのですが、違いました。

この手紙を書いた人達が受けた仕打ち、その時の光景、その時の絶望した気持ち・怒りの気持ち、は具合が悪くなるくらい分かるのですが涙は今のところ一滴も出ていません。

毒親ってどこもこんなんなんだなーって冷静に思いました。

子どもを物みたいに支配して、どんな仕打ちをしてもいいし、どんな言葉を投げつけてもいいと考えてる。子どもで憂さ晴らししてるって感じかな。

ものすごく分かるのに、共感という気持ちが湧いてきません。一部の手紙を読んで

でも、そのくらいだったらわたしよりマシじゃない?

なんて思っている自分がいるんですよね。

虐待にマシも何もないんですよ。

その人のことなんにも知らないのに。いや、知らないからこそかな。

そして気づきました。世の中の人から見たら、わたしの真剣で根深い悩みだって『そのくらいで』に映るんだろうってことに。

今までは、ちゃんとご飯食べさせてもらって殴られないで育てられたやつにわたしの気持ちなんかわかるかよ、と思っていたのです。

ですが、ああこういうことか、と理解をしたというか。

人の苦しみなんて、余程親しくなければ『ああ、そう』程度なんですよね。

もしそれが命が奪われるような結果になってセンセーショナルなニュースや新聞記事になったら、神妙な顔するんですけどね。

そうじゃなかったら、『ああ、そう』なんですよね。

それも一晩寝ればほとんど忘れちゃうんです。

わたしの20年近く苦しんでる悩みも、人から見れば『そのくらいで』『ああ、そう』だし。

そのせいで今上手く行っていないことも、人から見れば『言い訳』なんですよね。

それが事実だけではなく、感覚として理解できました。

自分の事いちいち深刻に考えすぎなんじゃない。いいんだよ、もう。と、いい意味でそんな気持ちになりました。


まだ最後まで読んでいないので、ちゃんと読み切りたいと思います。

というか、読まないといけないという気分になってる(笑)

まだ、出会う、変わる、と大事なところが残ってるんだもん。

思っていたのとは違う気づきをくれた、本です。読まなきゃ良かったとは全然思っていません。

ただ、気合いはいるなって感じですね(笑)


日本一醜い親への手紙 そんな親なら捨てちゃえば?

ネットで買えるのはAmazonだけみたいです。

しんどい本です。でも、こういうこと事実として普通にあちこちで起きてます。